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人工授精と体外受精と顕微授精の違い【費用も知りたい】

      2015/12/17

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避妊しながら風疹抗体を検査したり、さらに避妊しながら卵管造影検査を受けたり

その後自己流のタイミング法を一般的には5回前後、そして病院でのタイミング法さらに5回しても妊娠に至らない…

年齢的にも妊娠を急ぎたいのにこの妊活だけですでに1年経過…

そろそろステップアップの時なのかな…

でも、人工授精とか体外受精とかさらには顕微授精とかAIHとかIVFとかスプリット???

不妊治療も本格化してくると、聞いたこともない単語やお薬の名前がバンバン出るようになってきますね。

しかも、費用が莫大にかかる…?らしい…?

今回は不妊治療を納得してステップアップするために疑問を解消しておきましょう。

 

人工授精ってなに?

人工授精とは、事前にマスターベーションによって採取しや精子を子宮内に直接入れて

卵子と精子が出会いやすくするようにアシストする不妊治療のひとつです。

人工授精というといかにも、高度生殖医療のようなイメージを持たれる方も多いのですが

「人工」という響きの割には、子宮内に入った精子は自分で卵管へ泳いで卵子に出会いに行くことから

さほど自然妊娠とその工程は変わりません。

また人工授精と聞くと必ず「AIH」もしくは「AID」というものを見かけるかもしれませんが

AIHというのはArtificial Insemination by Husbandの略称で配偶者の精子を使って行う人工授精のことをいい

AIDというのはArtificial Insemination by Donorの略称で非配偶者の精子を使って行う人工授精のことを言います。

人工授精の成功率

人工授精は自然妊娠の工程とさほど変わらないと説明しましたが大きく違うこともあります。

それは妊娠成功率でう。自然妊娠の成功率は1周期あたり約20%と高い妊娠率を持っていますが

人工授精の成功率は5%~10%と言われています。

また人工授精は回数を重ねてくうちにその成功率はどんどん下がると言われており

5回から6回を目安にステップアップすることを進める産婦人科が多いです。

人工授精を実施するのに効果が期待できる人

人工授精にステップアップするのにと効果が期待できる人と期待できない方があります。

人工授精に効果が期待できる人

  • 女性が35歳以下の方
  • タイミング法を数回試して妊娠に至らなかった方
  • 卵管造影検査または卵管通水(通気)検査に問題がない方
  • 抗精子抗体が陽性でも軽度の方
  • セックスレス・ED(勃起障害や膣内射精障害など)で性交が持ちにくい方
  • 精子が少なかったり、奇形率が高かったり、運動率が悪い方
  • 原因不明の不妊の方

などは効果が期待できます。

人工授精に効果が期待できない人

  • 重度の両卵管閉塞または、病気等で卵管がない方
  • 精子に全くの異常が見られない方
  • 女性が35歳以上の方(効果は期待できるが早めのステップアップなりを考える)

などがあります。

人工授精の生理1周期の流れ(通院回数の目安)と治療法

人工授精の生理一周期の流れは基本的にはタイミング法でご説明したものと大きく違いはありません。

病院でのタイミング法

  • 【通院一回目】生理開始から5日目から8日目に来院し、ホルモン値を検査したり卵巣や卵胞のサイズをチェックします。
  • 【通院二回目】1回目の通院の様子から排卵日を予測し来院します。再度超音波で卵胞のチェックをして大きさから排卵日を予測し人工授精の実施日を予測します。
  • 【通院三回目(予備日)】通院二回目の時に思うように卵胞が育ってないと追加で来院し再度卵胞をチェックします。
  • 【通院4回目】排卵日または排卵日前日に来院し人工授精を実施します。
  • 【通院5回目(予備日)】排卵日前日だった場合は確実に排卵したかをチェックします。

上記が主な人工授精の流れとなります。

~具体的な治療法~

  1. 排卵誘発剤(内服薬または注射)を利用するか完全自然排卵をするかを決める。
  2. マスターベーションによって精子を採取する。
  3. 採取した精子を培養する。(精子を洗浄し良質なものと不良なもとを分ける)
  4. 人工授精当日に排卵していない場合は排卵させるための注射を打つ。
  5. チューブのような器具をつかい、子宮内に精子を入れる。
  6. 妊娠率をアップさせるために黄体補充療法(内服薬または注射)を行う。(しないこともできます)

人工授精を実施する際はほとんど痛みは伴いません。

といっても運営者はちょっと痛かったこともありました。

あくまでも個人的な意見ですが、怖がって内診台に浅く座った日は痛かった印象があります。

リラックスして深く座ることをおすすめしてます。

人工授精の費用

人工授精の費用は保険適用がで自由診療になりますが、

1万円から2万5千円程度で産婦人科によって価格は異なります。

人工授精のメリットと副作用

メリット

  • 自由診療でありながら体外受精などに比べると比較的安価
  • 比較的少ない通院回数で実施できる
  • 人工授精自体は5分もあればできます。(長いのは待ち時間ばっかりですね)
  • 仕事をつづけながらでも通院回数が少ないので支障がない

(排卵は予期せぬこともあるのでお仕事のお休みのお願いの変動などで心苦しいことはあるかも)

  • 痛みが少ない
  • パートナーの精神的負担の軽減(採精当日はナーバスになる方もいらっしゃるとは思いますが)

などがあげられると思います。

副作用

人工授精は比較的副作用の少ない治療法ではありますが、お薬などを使えばまたその合併症などがありますのできちんと押さえておきましょう。

人工授精で起こる副作用

  • 軽度の出血や腹痛がある場合も(殆ど心配いらないものです)
  • まれに感染症にかかることも(殆どのクリニックが事前に予防の抗生剤を処方するので心配いらないことが多い)

治療法によっては…

  • 排卵誘発剤の使用による多胎妊娠(双子や三つ子)
  • 排卵誘発剤の使用による卵巣過剰刺激症候群(OHSS)

(卵巣が腫れて場合によっては腹水や胸水がでます。痛いです!)

などがあげられると思います。

また排卵誘発剤によって多胎妊娠の恐れや卵巣過剰刺激症候群の恐れが濃厚な場合には

人工授精自体キャンセルになることがあります。


体外受精ってなに?

体外受精とは、一旦卵子を体の外へ取り出し、パートナーの精子と受精させ受精卵を子宮内に戻し

妊娠確率をアップさせる不妊治療の一つです。

IVF(In Vitro Fertilization)と表記されることもあります。

顕微授精ってなに?

顕微授精とは、体外受精と工程はほぼ同じですが、受精方法に違いがあり

体外受精は卵子に対して精子をふりかけて受精を促すのに対して

顕微授精卵子に直接的に精子を入れて授精を促します。

顕微授精はICSI(intracytoplasmic sperm injection)とも表記されます。

スプリットってなに?

スプリットと体外受精と顕微授精を同時に行うもので

卵子の所見や精子の所見によっては顕微授精のみに変更したりなど臨機応変にする体外受精のことです。

採卵の数が少なかったりする時にも適応されます。

管理人はこのスプリットで妊娠しました。

また体外受精(顕微・スプリット他を含む)は人工授精とは一線を画す治療で「生殖補助医療(ART)」とよばれます。

体外受精の成功率

体外受精の成功率は年齢とクリニックの成績によって左右するので一概にこのくらいが成功率です!

とは言い難いのですが目安としては

25歳:40%
30歳:37~38%
35歳:33~34%
40歳:17~18%
45歳:6~7%

となっています。

このクリニックの成績というのはドクターや培養士の腕にかかっています。

ご自身が受診しているクリニックのホームページを確認すると実績が載っていることがありますので

参考にされるといいと思います。

体外受精と顕微授精とスプリットの生理周期の流れと治療法

体外受精は大変高度な生殖医療で工程数も大変多いので特設ページをご覧ください

体外受精と顕微授精とスプリットの費用

体外受精は保険適用外の自由診療になりますので

料金はクリニックによってかなりの開きがあります。

もちろん個人によって治療法も全く異なりますので、あくまでも目安にはなりますが

一般的には30万から60万前後でできるとは思います。高いところだと80万円くらいかかるところもあります。

最近では成功報酬型というクリニックも出始めています。

ちなみに、顕微授精やスプリットは通常の体外受精の価格にプラス5万円から10万円というところが多いです。

ここまで来ると費用は桁違いで誰しもが受けれる医療ではありません。

しかしながら、国や県が助成金をだしていることもありますので

夫婦でよく話し合いをされるといいと思います。

 

いかがでしたでしょうか?

今回は不妊治療の中でもかなりステップアップしたお話になりました。

ここにたどり着くには、たくさんの悲しみや涙があったのではないかなと思います。

どうか、赤ちゃんを望む皆様に幸せが訪れますように。

 

 

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